第76回富士登山競争 2023.7.29

※注)我流acブロク管理人の個人的な大会日誌です

 

2023年7月28日に山梨県富士吉田市で『日本で一番下らないレース』として有名な富士登山競走が開催されました。スタート地点は標高770mの富士吉田市役前、ゴール地点は標高3770mの富士山頂。コース距離21kmに対し、標高差は+3000mのまさに登りしかない『下らないレース』。

富士登山競争コース図

山頂までの標高差

一般的な富士登山では5合目まで車で移動して、そこから6~7時間かけて登頂するって感じですが、大会では街中からスタートして山頂までの制限時間は4時間30分。普段からトレーニングをしている人でもなかなか厳しい制限時間になっています。

管理人は今大会で山頂コースは4回目。自己ベストは3時間20分ですが(これ結構凄いのよ…)、今回は3時間25分を目標に挑戦!

 

【スタート~馬返し(0合目)】

朝7時スタート時には既に25℃を超える暑さ。馬返しまでの11㎞はロード区間であるが標高700mを駆け上がる斜度。後半に備えて力をペースは抑えるも、ペース以上に体力を消耗し、すでに汗だく。小をしてもバレないだろう発汗量。これはまずい。。。予定よりも1分遅い54分で通過。

【馬返し~5合目】

登山道に入ってからペースを上げる作戦であったが、暑さの影響で体が思うように動かず。試走の時は淡々と走れたパートも足がふらふらで早歩きが精いっぱい。あまりに調子が上がらないので5合目でのリタイアも頭に過った。。。すると、近くを走っていたルブラス・エルワンさん(トレイルランニング界では有名人)が『youは何しに日本へ?』の取材中だったらしく、カメラクルーがコース上に点在している事が判明!せっかくなら大会に出た爪痕を残したいと思い、ルブラスさんを追走!何とか5合目までルブラスさんと並走でき、カメラに映り込むことに成功!!!カットされてないと良いな。放送当日が楽しみとなった。

【5合目~山頂】

5合目でカメラに映り込む事が成功したことにホッとする(主旨)。体力は既に残8%。タイムは望めない。カメラクル―とエルワンさんは遥か先。山頂まで行った所で、どうせまたすぐ下山する。空気薄い。足動かない。視界が暗くなってきた。まっすぐ立てない。気持ち悪い。どんどん抜かされる。全然楽しくない。この先、苦しい思いをして何が得られるのであろうか。。あーもうやめたい。やめたい。やめたい。ってネガティブなことをひたすら考えながら2時間登ってたら無事に完走出来ました!!!結果3時間43分31秒!!!結局、金です。参加費19000円払ったので、それ考えたらリタイアできませんでした。

富士山頂で仲間と乾杯!

参加費もあるけど、一番は試走から一緒に練習をしてくれた茨城の仲間が山頂で待っていると思う事が何よりも励みになりました。本当に強くて気持ちの良い仲間です!それに、(いい意味で)変態に囲まれると、自分は正常だという気持ちになれてホッとします。来年の事はまだ考えられませんが、どうせエントリーするのでよろしくお願いします(笑)

試走の時の山頂📷

女子の優勝は、試走の時にご一緒したずーみんさん!5連覇おめでとうございます!(マジで強い)。大会終了後の下山時にずーみんに遭遇。『試走の時は調子よかったのにねー。また来年一緒に練習しましょー』と言ってくれたので来年も引きずり回してもらおうと思います(白目)。

 

二年連続不甲斐ない結果となった富士登山競争となり、ちょっと自信が失せてきましたが、どうせ私は市民ランナー!!楽しんでなんぼなので、大会では記録よりも記憶を大切にしていきたいですね!!そういう事で、次は『youは何しに日本へ?』のオンエアーでお会いしましょう!!

 

富士登山競走公式HP】

fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp